伊平屋島は、本部半島より北に約41kmに位置し、山地が島内の大半を占めている細長い島。沖縄県の有人島で最も北に位置しており、鹿児島県に属する与論島とほぼ同緯度です。そんな沖縄の玄関口、伊平屋島で収穫されたサトウキビを絞り、その搾り汁を煮沸濃縮して作られた黒糖を、さらに調理用としても使いやすい粉末状に仕上げた商品が『粉黒糖』です。
伊平屋産の粉黒糖は、細長い島にまんべんなく入る潮風に吹かれたサトウキビを使用しているため、黒糖にも若干塩気があり、コクのある甘みはクセになるお味です。たっぷり300gも入っているので毎日の食事にお気軽にコクとミネラルをプラスしてみるのはいかがでしょうか?
底面を広くとったタンドタイプのパッケージは収納にも便利。チャック式の閉じ口が付いていますのでしっかり空気を抜いて保存すれば酸化防止にもなります。
市販の容器に移し変える手間も省け、中身が見える厚手の透明パッケージですので普段目にする場所に保管しておけばうっかり使い忘れることなく最後まで使い切ることができます。
黒糖は砂糖の分類としては「含蜜糖」にあたり、加工を施していない分、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラル分が損なわれず多く含まれています。
一般的な分蜜糖(精製糖)には甘味以外の『色・香り・コク・風味』がありませんが、黒糖にはこのミネラル分により、甘みと共に『色・香り・コク・風味』など独特な味わいを栄養分と一緒に楽しむことができます。細長い伊平屋島は、各方向から潮風が吹き抜けるため、そこで伐採されたさとうきびから作られる伊平屋島産の粉黒糖には塩味や苦みが特徴としてあります。
黒糖菓子としてではなく、調味料としてしようする際はその特徴も踏まえてご利用いただくことをおすすめします。
香り、風味、色合いのある粉黒糖は、まずは封を開いて香りをかいで、指にとってその味わいと風味をご自身でお確かめください。
粉黒糖の最大の特徴は粒子の細かさ。伊平屋島産の黒糖を沖縄本島の工場で全て手作業で振るいにかけているので、小さな固まりは一切入っていないきめの細かさです。
単なる甘味料というより、その色合いや味わい、コクや風味でさらに食材や料理に深みを与えてくれる調味料になりますので、普段良く使う食材や料理の中に相性の良い素材や調理法がありそうだな、と思ったら少しずつ試してみてください。とても細かな粒子になっていますので水にもすぐにさらっと溶ける優れものです。
黒糖を使った沖縄の郷土菓子としてサーターアンダギーや、ムーチー、黒糖ちんすこうなどは有名ですが、大豆や小豆などの豆類の煮物や海藻や小魚を使った佃煮、乳製品と混ぜて作る簡単なデザートなど普段の調理に少し新しい味わいを発見できるかもしれません。
一般的な調理例でよく目にする豚の角煮や煮魚などはもちろん、忙しい朝でも、きな粉と粉黒糖を混ぜて『黒糖きなこヨーグルト』にしてすぐにいただいたり、煮卵や大豆の煮付けなどの常備食をまとめて作っておいたり、カレーや大鍋料理の隠し味としてコクを加えたり、調味料の棚にストックしておけばそのご家庭のお好みでいつのもの料理に美味しさと栄養をプラスできるかもしれませんね。
まずはコーヒーなどのドリンクに混ぜたりお餅やかき氷にふりかけてみたり、簡単なところから試してみてはいかがでしょうか?
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