小分けや携帯に便利で人気の個包装タイプの黒糖がたっぷり250g詰まった多良間島産の100%ピュア黒糖。
一袋に約61包入った黒糖は一粒一粒が大きめなことも特徴です。
シンプルで落ち着いたパッケージは、ひとたび袋を開けると黒糖独得のどこか懐かしい香りがふわーっと広がり、優しくしっかりした甘さと素朴な黒糖の風味がストレートに舌の上に広がります。
最初は黒糖の細かな粒子がゆっくり口の中で溶けてゆき、しばらく舐めているとある瞬間から水分を含んだ黒糖がサラッと一気に溶け出し、まるでラムネのように細かな粉状になって口の中で溶けて消えていく感覚も加工糖では味わえないものです。伊平屋島のひとくち黒糖より大きめの長方形の多良間島の黒糖は、このように口溶けが良いのでついついもう一粒…と、くせになる美味しさです。
沖縄本島から南西に約360km離れた、宮古島と石垣島の中間に位置する多良間島(たらまじま)は、宮古列島の南西端に位置する小さな島です。東西約6km・南北約4.3kmのほぼ楕円形をした島の中央で栽培される多良間島のさとうきびは、潮風の影響をあまり受けていないため、甘味が強いのが最大の特徴です。観光客向けのリゾート開発がされていないのどかな島には、昔ながらの風景や自然があふれています。特に黒糖では単位面積あたりの収穫量が沖縄県内で最多で、琉球石灰岩からできた平坦な土壌を持つ多良間島は、サトウキビの栽培にも適しており、一昔前には、「シートーヤー」と呼ばれる「黒糖屋」が島内にいくつもあったそうです。
潮風の影響を受けにくい島の形状と大昔から受け継がれてきた「シートーヤー」の職人による熟練の黒糖作りの技法。それが多良間島の黒糖の美味しさの秘密なのかもしれません。
多良間の黒糖は、シンプルで落ち着いたパッケージとは裏腹に甘さが強くて口溶けも柔らかいので、お子様やお年寄りのおやつにも喜ばれるタイプの黒糖です。クセが少ないので、その日の気分で好きな飲み物と一緒にお茶請けとしていただけます。
食の細いお年寄りやお子様のおやつ代わりに提供しても、極端に胃に負担をかけることがないので、その後の食事の食べ残しや、おやつでお腹いっぱい…といった影響が少ないことも期待できます。
100%ピュアな黒糖では珍しい個包タイプですので、食べこぼしの心配もありません。
おばあちゃんは緑茶やほうじ茶、お孫さんはミルクや豆乳と、好きな飲み物と一緒にご家族みなさんでお召し上がりいただけます。
忙しい朝やちょっと小腹が空いたときの軽食代わりに、疲れ気味で食欲の落ちているときなどに、お好みのナッツやグラノーラと一緒に軽く砕いた多良間の黒糖を混ぜて食べてみてはいかがでしょうか。
黒糖には細菌の活動を抑制する働きがあるといわれており、免疫力アップの効果が期待できますので、不飽和脂肪酸やビタミンE、食物繊維豊富なナッツ類といただけば、体内環境を整え身体を癒すことができるかもしれません。
甘さを強く感じる多良間の黒糖なら少しの量で脳が満足してくれる効果が期待できますので、取り過ぎないよう注意すれば、ダイエット中や空腹時のストレス軽減にもオススメです。好きな食材と組み合わせてストックしておくのもいいかもしれませんね。
おやつやお茶のおともはもちろんですが、しっかり甘いのにクセの少ない多良間の黒糖はお菓子作りにも最適です。
沖縄では、サーターアンダギーによく使われることでも有名な多良間の黒糖は、素材の美味しさをストレートに味わう素朴なお菓子との相性が良く、黒糖独得の味と香りがお菓子にコクと風味を与えてくれます。
美味しい物をゆっくり味わい、楽しみながら食べたい。それが体に良いものならなお嬉しい!
手作りスイーツを作る醍醐味はそこにもありますよね。
サトウキビを絞って煮出し、濾過して冷やしただけの、一切加工をしていない100%ピュアな黒糖には、白い砂糖を作る際に取り除いてしまう糖蜜や多くのミネラルが含まれています。
この天然の栄養成分がお菓子に風味やコクを与えてくれるのです。
最近ではインターネットや市販のお菓子のレシピ本でも黒糖を使ったお菓子のレシピが多く掲載されていますのでぜひ一度作ってみてはいかがでしょうか?