台風の動きが気になります…台風は毎年来るので慣れてはいますが、何事も無いように気を付けないといけませんね!今回は粟国島です!
粟国島(アグニジマ)
人口は約800名、沖縄本島から約60キロメートルの位置にあり、島の形状はほぼ三角形に近いです。本島からフェリーで約2時間、飛行機で約20分で着きます。自然豊かで自生しているソテツが多い事から「ソテツの島」とも呼ばれています。私も幼い頃ソテツの葉で虫かごを作った思い出があります...懐かしい(*´▽`*)
粟国島ってどんなところ?
最近では粟国島近海で海底遺跡が発見されたようです。また「マハナ」と呼ばれる崖の上の広場にある展望台からは天候が良ければ東に沖縄本島、西に久米島、南に慶良間諸島が見渡せる観光で誰もが足を運ぶ、風光明媚なスポットにもなっています。
島の文化は独特で本島中部出身の私には聞いたこともない祭事があり、同じ沖縄でも全く違う事を知りました!伝統、歴史が現代にも色濃く残っておりとても感心しました。
また、受け継がれているもので言えば「トゥージ」もその一つです。昔から水に乏しい粟国島では飲料水や生活に必要な水を雨などから確保するために、島で採れる凝灰岩をくりぬいて作った「トゥージ(水がめ)」が重宝されてきたと言われています。この「トゥージ」は子やその孫に受け継がれて長年使用されていたそうです。今でも島のあちこちに存在します。
粟国島の特産品
島の特産物は黒糖、塩、もちきび(島ではマージンと呼ばれてます)などがあります。
粟国島の塩は有名で商品名をそのままに全国で販売されています。ミネラルが豊富で人気も高いです。
もちきび(マージン:イネ科)は近年ブームになっている雑穀米にも頻繁に入っており、日本では五穀の一つとも言われています。このもちきびは穀類の中でも低カロリーで、カルシウム、食物繊維、ミネラル、たんぱく質さらに鉄分、亜鉛、マグネシウムも多く含まれています。効果として若返り、便秘解消なども期待でき、特に女性に嬉しい栄養素がたくさん含まれています。粟国島土産として人気が高いもちきびと黒糖を使用したかりんとうなども製造・販売されています。
粟国島の黒糖
黒糖データですが、粟国島産は8島の中でも食感、甘み、塩気、風味など全てにおいてバランスが取れた黒糖だと言えます。口に入れるとすうっとゆっくり染み渡るように溶けていき、まろやかで上品な甘さの中に黒糖独特の塩気や苦みを程よく感じます。
8島の中では唯一直火炊き製法という昔ながらの製造方法を行っており、伝統を大切にした硬派な黒糖です。
料理に使用するのもいいですが、せっかく昔ながらのこだわりの製法をとっているので、何も加えることなくそのまま味わうのはいかがでしょうか?なんだか懐かしい甘さが感じられます。
最後に…
今日は粟国島のお話しでした。昔ながらの製法で作られた黒糖は風味豊かで美味しかったです(*´▽`*)世の中がどんなに便利になっても先人たちの知恵が詰まった製法を守ってるなんて本当に素敵ですね!ビバ!AGUNI!!
さて明日は「多良間島」のご紹介をしたいと思います!友人のダイバーはよく行くみたいですが、インドア人間の私は知らないことだらけ!!どうなるでしょうか?(笑)
最後まで読んで頂きありがとうございました。また明日お会いしましょう☆彡
8島の黒糖の味については、リンク先の記事でご確認ください。