こんにちは!季節はずれの寒さに身体が追いつきません…ポカポカ陽気な日もたまにはあるのですが、沖縄は風が強いので若干の肌寒さを感じます(´・ω・`)
さて、今回は沖縄おやつの定番!「楚辺ポーポー」を作りたいと思います。手軽に出来るので春休み中のお子様のおやつにピッタリですよ(*゚▽゚*)
この記事の目次
楚辺ポーポーとは
本来ポーポーとは「炮炮(加熱し包む)」というニュアンスになっていて、はるか昔に中国から伝わり、庶民にも広まったと言われています。(諸説あり)
小麦粉から作った生地に油味噌を塗って食べるもので、おやつと言うよりむしろ軽食のような感覚が近いのかもしれません。
昔から中国と深い関わりのある沖縄ならではの食べ物ですね(*´∀`*)
また、同じような食べ物で「ちんびん(巻餅)」があります。このちんびんが今回作る楚辺ポーポーとかなり近く昔から伝わる伝統菓子です。楚辺とは沖縄本島中部にある読谷村楚辺地区のことです。
この地域では昔からの習慣で旧暦の四月に行なわれる虫払い(アブシバレー)の儀式にポーポーをお供えし、同時に開催されていた競馬(馬ハラセ―)の見物客に振る舞われていたそうです。そこから人気に火がついて広まったのでしょう…老若男女問わず愛される味ですからね(^O^)
小麦粉の生地に黒糖を混ぜ焼き上げた後、熱いうちにくるくる巻いて完成になります。こちらは生地に黒糖が入っているので甘く、何も塗らずに巻いているのでシンプルで素朴な味わいが特徴です。
それでは作っていきましょう(*´∀`*)!!
楚辺ポーポーの材料
- 小麦粉 150g
- 黒糖(粉) 60〜70g
- 水 250㎖
- 牛乳 200㎖
- 卵(Mサイズ) 1個
- ベーキングパウダー 小さじ1杯
- 食用油 大さじ1.5杯(写真を撮り忘れました)
楚辺ポーポーの作り方
①小麦粉、黒糖、ベーキングパウダーはあらかじめ混ぜておきます。(粉ふるいにかけておくと後々よく混ざります)次に別のボウルで卵、水、牛乳をよくかき混ぜておきましょう。
②①で作った二つのボウルを一緒にして混ぜます。この時にダマが残らないようよくかき混ぜましょう。(ダマが少し残ってしまう場合は網じゃくしですくっても大丈夫です)
③材料をよくかき混ぜたら、炭酸水とサラダ油を入れさっくり混ぜましょう。炭酸水(大さじ一杯 15ml~20ml)を入れたらゆっくり混ぜて炭酸が抜けないようにします。(水分が多いように思いますが大丈夫です)
④①〜③で出来上がった生地をフライパンで焼いていきます。この時、ホットケーキを焼く焼き方と一緒で加熱したフライパンの底を濡れ布巾に押し当て一旦冷まします。この方法で焼き色がキレイに仕上がります。
生地にサラダ油を入れているのでフライパンに油を敷く必要はありません。
⑤弱火〜中火で焼きますが、表面にポツポツ泡が出始め、乾いてきたら裏返し、両面とも焼き色をつけましょう。
⑥十分に火が通ったら熱いうちにくるくる巻いていきます。(冷めてから巻くとほどけてしまいます)
焼く前の生地がわりとサラサラしているので焼きあがりが、柔らかくモッチリしています。ここがポイントなんですね!!
一口食べると黒糖の風味がしてどこか懐かしい味わいが広がります。
小さなお子さまからお年寄りまで、幅広い年齢層の方にも好まれるおやつです(*´∀`*)1歳の息子もバクバク食べてましたよ☆素朴で子供もクセになる食感と味ですね(^^)
応用編として、黒糖の量を調節しアイスを添えてみたり、きな粉をかけてみたり、餡子を添えてみてもいいでしょう。ワンランク上のデザートになりますよ(*^_^*)
さて、今日は春休み真っ只中!暇を持て余した子ども達のおやつにピッタリな「楚辺ポーポー」をご紹介いたしました!親が見ている前で子ども達の自身に作らせるのも良いと思います☆
シンプルな行程なので楽しみながら、おやつ作りをしてみてはいかがでしょうか?
私事でブログの閲覧や更新が滞ってしまい、久しぶりの更新になりました。長文、駄文にも関わらず最後まで読んでいただきありがとうございましたm(__)m
また次回元気に更新したいと思います!それでは!黒糖屋スタッフのアーリーでした☆