今から2年前、友人からいただいた屋久島の醤油。
たかが醤油、されど醤油、出会ってしまったのが運のつき。
その美味しさに魅せられてしまった自分がいました。
大自然に囲まれた世界遺産の島、屋久島の北に位置する一湊(いっそう)は天然の良港と
して古くから栄えたいたそうです。
『屋久島一湊の醤油』は、その豊かな自然がもたらす湿度の高い環境で自然発生する黴
(かび)を利用して作られたサバ節、ソーダ節、サバの煮汁を水飴状になるまで煮詰めた
鉄分豊富なサバ煎汁(せんじ)の良質なエキスを使用し、本醸造の醤油とブレンドした甘
口の万能調味料です。
美味しいのはもちろん、万能調味料としても便利な屋久島一湊の醤油はあっという間
に使い切ってしまい、またすぐに欲しくなってしまったのですが沖縄県内で販売してい
るものではないので簡単には手に入りません。
ならばと醤油のパッケージに表記された連絡先に電話を入れてまとめ10個注文。
友人が私にこの醤油の美味しさを伝えてくれたように、私も周りの友人へプレゼント。
するとプレゼントした友人達からオファーが殺到!
さあ、第二弾をまとめて注文するかと思った矢先、友人の一人から「黒糖屋でまとめて
仕入れて販売したらいいんじゃない?」
とのアドバイスをいただきました。
吟味した黒糖を販売することがコンセプトのうちのお店で販売するのは一瞬ためらい
ましたが、生産者の誠実な想いと、自然の恵みで作り上げる偽わりのない本物の味と
いう点では黒糖と同じように感じました。
そして何より屋久島一湊の醤油の美味しさに説得(?)されて、少しでも多くの方に天然
食材の良さを知っていただくきっかけになればと、今は黒糖屋の店頭に並んでいます。
屋久島一湊の醤油の美味しさをストレートに味わえるのが卵かけ御飯です!
普段は玄米派の私ですが、美味しい卵や新米が届いた時にはあえて白米を炊いて、炊き
たてピカピカのご飯に卵をかけて一湊のお醤油をつーっとまわしかけていただきます。
はじめでかき混ぜすのではなく、卵の黄身をくずしながらごはん・卵・お醤油それぞれ
の味を楽しみながらいただくのが私流(笑)。
これからの季節、お刺身や冷や奴、冷麺のつけ汁にも最適な屋久島一湊の醤油。
屋久島の湿地帯がもたらした自然の美味しさを味わいながら、今年の梅雨も乗りきり
ます!!