去った5月1日は、荒垣家の清明祭(せいめいさい・シーミー)でした。
青空に恵まれたAM10:00に集合、子や孫達でお墓の周りの草刈りやお掃除をして
重箱、おもち、皆で持ち寄った手作りの料理を並べて、全員でご先祖様へ手を合わせ
祈ります。
そしてそのままみんなでお昼をいただきます!
太陽の下、孫たちの無邪気な笑顔を見ながら風にふかれておると、なんだか清々しい
気持ちに包まれます。
荒垣家の子孫の健康や安全を祈願し、繁栄を祈り、先祖の清明祭をすることで全員の
顔合わせがあり、楽しくお互いの交流ができることがなによりです。
近頃はIT産業の発達のおかげで便利な反面、人と人との繋がりがどうしても疎遠にな
りがちです。
人は人で支えられていることが大切なことですが、繋がりがうすれてきていることに
一抹の不安を感じます。
清明祭は、その繋がりを深めていける大切な行事。こうして繋がりを実感できること
が嬉しいのです。時代が変わってもお互いの安否を気遣い思いやる心が人間の生きて
いる証しだと思います。
人生の中で、出会いがたくさんあればあるほど人は人で磨かれ、角もとれ、丸く丸く
優しくなれるように思います。
私は63年の人生を通過したぶん、身も心も丸く丸くなっています、イイですね!
(↑褒めてくれるのは自分だけ。ご了承ください。)
出会いにバンザイ!
ご先祖様を偲びながら子や孫達との時間を楽しめる清明祭にバンザイ!
先祖の意図する想いを伝えるのが私の役目なのだろうと63歳にして目覚めています。
認識度100%の心意気で若い世代に伝えていきたいと、あらためて思いました。
どうぞ皆さんも日々の出会いを大切に。