ハイターイ!皆さま!まだまだ寒さは続きますね。沖縄はやっと気温が下がったもののそこまで寒くないですよ~、昨年に比べたら大分暖かい…寒いの好きな私としてはちょっぴり寂しい冬でございます。
今日は鏡モチのお餅消費キャンペーンと題しまして「沖縄風ぜんざい(あまがし)」を作ってみました。ホットで頂くのも良し、かき氷にしても良し…押し麦入りの美味しいぜんざいですよ(*´▽`*)
沖縄風ぜんざいの起源
沖縄風ぜんざいは「あまがし」といい伝統的なお菓子です。元々は中国、あるいは台湾から伝わったと言われており大麦や緑豆、黒糖を使用したトロっとしたおかゆ状のおやつとして親しまれています。
戦後アメリカの統治下にあった沖縄では金時豆が多く流通しており緑豆よりも手に入り易いことから現代の沖縄風ぜんざいとして普及していきました。現在では缶詰やレトルトパウチになってスーパーでも手軽に購入できます。
沖縄ではかき氷で「ぜんざい」と言えば氷の下には金時豆の沖縄風ぜんざい隠れている氷山の様なモノが出てきますよ(*´▽`*)沖縄そば屋さんでもデザートメニューとしてありますね♪
沖縄風ぜんざい(あまがし)
【材料】
- 金時豆・・・130g
- 押し麦・・・50g
- 黒糖(粉末)・・・100g(今回は少し塩気のある伊江島産黒糖を使用)
- グラニュー糖・・・50g
- 塩・・・少々
【作り方】
- 金時豆を軽く洗います。ここで強く洗ってしまうと弱い豆はひび割れたり欠けてしまうのでご注意を!!妖怪小豆洗いのごとくちゃちゃっと洗いあげ、その後豆の約4倍の水に浸しておきます。時間は最低でも6時間、豆が均一に膨らんでいるかもチェックしましょう。
- 押し麦も水に浸しておきますが豆よりも短い時間で少し水を含んで膨らむ程度で十分です。(押し麦は比較的すぐに炊けます!)
- 金時豆が膨らんだら浸けてある水ごと鍋に入れ煮立たせます。ひと煮立ちしたら水を捨て、再度鍋に約3~4倍の水と豆、2の押し麦を投入し弱火でじっくり煮込みます。アクとりも忘れずに!(押し麦の食感を残したい方は時間を調整して後で入れましょう)
- じっくりコトコト...煮込んでいるうちに豆の柔らかさは随時チェックして指で潰せるぐらい、または好みの柔らかさになったら黒糖、グラニュー糖、塩を入れ味を整えます。
- 豆の柔らかさを見て、必要があればさし水をしてください。ふっくら豆と押し麦が炊けたら完成です。今回はホットで紅芋の白玉を別で作り入れてみました(/・ω・)/鏡餅を焼いて入れても良し、冷たくして頂く場合は粗熱を取って冷蔵庫に保存してください。
【注意点】
- 豆が柔らかくなってから砂糖を入れてください!
- 砂糖と塩は一気に入れるのではなく味をみながら徐々に足していきましょう。物足りなければ分量より足しても構いません。
- グラニュー糖を全部黒糖に変えても問題ありません。少し甘さ控えめでコクが深くなります。
【応用編】
我が家では鏡餅も余りますが大量にムーチー(鬼餅)も余るので沖縄ぜんざいにして味を変えて楽しみます!あと、この沖縄ぜんざいに田芋のりんがく(田芋=ターンム、タームー)をちょこっとトッピングして食べるのも好きです(*´▽`*)
りんがくはお正月には欠かせないおやつ的な料理で、県外で言うところの栗きんとんの様な感じです!作る工程でしょうが汁を少し入れるのでサッパリとしていてぜんざいに入れるとトロトロして絶品です!身体も温まるのでオススメですよ(^^♪
まとめ
今回は大好きな沖縄スウィーツを作りました(^^)圧力鍋を使用していないためなかなか時間が掛りましたが美味しく出来たので実家におすそ分けしましたよ!独身の頃に家の手伝い、家事を全くせずに結婚した娘の現在の実力を見せつけてやりました(笑)
豆を大分柔らかく似たので1歳半の息子にも少しだけあげました。おかわり要求にママは感激しましたが甘いので少量でおしまいにしましたよ(´・ω・`)ぜひ皆様もお試しあれ☆彡
今回は伊江島産黒糖を使って「沖縄風ぜんざい」のレシピをご紹介しました!今度は黒糖を使ったおかずレシピをご紹介出来たら良いな~と思っております。長文になりましたが最後まで読んで頂きありがとうございました!それではこのへんで…また次回!!黒糖屋スタッフのアーリーでした☆
コメント
押し麦入りのぜんざい!しかもブルーの白玉が魅惑的です♪
ユキコさん
紅芋粉を入れすぎてしまい、紫を通り越してなかなかの濃さの紅芋団子になってしまいました(笑)手作り感溢れる仕上がりです(´・ω・`)