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山形県からブルーベリーを取りよせて
黒糖で作った黒糖ブルーベリージャム!
今年の夏もブルーベリーが山形県から届きました!
山形といえばさくらんぼで有名ですが、ブルーベリーも美味しいのです。
粒のそろった糖度の高いブルーベリーとは別に粒が不揃いで酸味の強いブルーベリーも
あり、私はそれを取り寄せてジャムを作っています。
ゴーヤやヘチマ、なすやオクラなど夏野菜も美味しいこの季節、果物も今が旬なおい
しいものが多くでますので、ブルーベリーのような保存食として毎日楽しめる果物は
この時期まとめて買い込み家族や友人と楽しむジャムを作ります。
『黒糖ブルーベリージャム』
材料(作りやすい分量で)
・ブルーベリー 4カップ
・黒糖 大さじ8~10
・塩 少々
・棒寒天 1/3本
・水 1カップ
・ワイン又はリキュール 適量
(下準備1)
黒糖は包丁で細かく切って砕いておきます。
(下準備2)
棒寒天1/3本を水で洗って10分ほど水につける。
水切りして絞り手でかるくちぎってほぐしておく。
とにかく火加減が重要! 煮詰めすぎてないように
1.
片手鍋にブルーベリー、黒糖を入れて弱火で7~8分煮ます。
(ブルーベリーってほんとに一粒一粒がきれい、この粒を崩しすぎないように注意!)
2.
塩を入れてかき混ぜ、ここで一度味をみます。甘さが弱いようでしたらここで黒糖を
たしてください。
その後香り付けにリキュールを入れます。ふわぁ〜っと甘く芳醇な香りが上がってき
ます。この間約2分くらいです。
3.
別の鍋にカップ1杯の水と戻しておいた寒天を入れ、木べらで混ぜて寒天を溶かしなが
ら沸騰させます。
4.
2に溶かした寒天液を入れて2~3分程度かき混ぜて出来上がりです。
ツヤツヤして美味しそう!
ポイント!
寒天なしでジャムを作る場合は、とにかく火加減が重要。
煮詰めすぎると水分が溶けてソースのようなジャムになるので、
火にかける時間を短縮するとしっかり粒の残ったジャムができます。
今回は波照間島の黒糖で作りました。苦みと塩見がある波照間の黒糖はブルーベリー
ジャムの甘さを引き立てコクを出してくれました。ちょっと大人の味になりますよ。
黒糖の色の強さや甘みによってジャムもいろいろな表情を出してくれるのでご家庭で
眠っている黒糖がありましたらぜひ作ってみてください。
バゲットやトーストにスプーンでたっぷりすくってのせておやつや朝食に。
ちょっとしたホームパーティーのときはカナッペやチーズにのせてお出ししても盛り
上がりますよ。
せっかくなので残りの棒寒天を使って黒糖味の水ようかんもどき(?)を作り、黒糖ブルー
ベリージャムと刻んだリンゴをトッピングして。
みつ豆以外にもこのような寒天デザートもいかがでしょうか?
あんこが苦手な方にもおすすめの和洋折衷の創作デザートです!
海・大地・山の恵みを一度にいただける魅力のトリオ!
ブルーベリーに含まれるアントシアニンは、目の網膜にある視覚情報伝達物質ロドプ
シンのはたらきを助ける作用がありることで有名。目の血行を良くし、眼精疲労の回
復や視力改善の効果もあります。
そして侮れないのが寒天のパワー!
海藻が原料の寒天には食物繊維、カリウム、ヨウ素などが含まれますが、他の植物と
比べても食物繊維の含有量はトップクラス!
しかも水溶性の食物繊維ですので体内で溶けやすく腸内環境を整え、便秘改善や新陳
代謝の活性化、美肌効果にも効果的だといわれています。
さとうきびから作られた黒糖にも疲労回復や便秘解消に効果があるビタミンやミネラ
ルが含まれてますので、黒糖と寒天とブルーベーリーから海・大地・山の恵みを一度
にいただける魅力のジャムです。
手のこんだことはしなくても、家族や自分のためにおいしくて身体にいい食事を工夫
して作ることが何よりのごちそうです。
(この食材をどう料理したら喜ぶかしら?と、家族の顔を思い浮かべながら考える
ことも食べることと同じくらい楽しいものです。)
食材を手にとって食べごろを見計らい、美味しい時期を逃さず料理する。
旬の食材を目で見てふれて、香りと味わいを楽しみながらいただきます。
多めに作って小瓶に詰め、可愛くラッピングすれば手作りプレゼントにもなりますし
これが以外と喜ばれます。
冷蔵庫で2~3ヶ月くらいは持ちますよ。
ブルーベリーは出荷地域によって出回る時期もちがいますので
まだ間に合うようでしたら、この夏ぜひ作ってみてくださいね。
『手作りは真心の贈り物』
マミーおばちゃまからのメッセージです。